『1秒で「気がきく人」がうまくいく』著者:松澤萬紀 【書評】読書レビュー要約まとめ

書評

【書評】読書レビュー/

『1秒で「気がきく人」がうまくいく』

著者名:松澤萬紀

 

 

 

今回ご紹介する書籍は 『1秒で「気がきく人」がうまくいく』著者:松澤萬紀 です。

 

各業界で、成果を上げている人は共通した習慣があります。

それは、

ほんの一瞬の「気がきく習慣」です。

だれでも意識すれば実行できる習慣ですが、99%の人がやっていない。

成果を上げている1%のは「気がきく習慣」を実行しています。

本書では「気がきく人」になるために必要な「38の習慣」を知ることができます。

その「38の習慣」を5つの章にわけて説明していて、その中から私が特に印象に残った習慣を紹介します。

 

こんなひとにおすすめ♪
  • 成果を上げている人の習慣を知りたい
  • 成果を出している1%の人間になりたい
  • センスのある人間になりたい
  • かっこいい人間になりたい

 

著者の松澤萬紀さんってどんな人?

 

松澤萬紀さんは元ANAの客室乗務員(CA:キャビン・アテンダント)として12年間働いていました。
今はマナー講師をされています。

そのCA時代の12年間で500万人のお客さんを対応してきた経験と、マナー講師時代に出会った多くの優秀な方々と接っしてきた経験から本書を書いています。

 

【気づかい】「1秒の気づかい」で人間関係がよくなる

 

【気づかい】については本書で私が一番こころにささった章だったので別記事を書きました。

あわせてどうぞ。

 

 

 

【機会】あなたも「チャンスがやってくる人」になれる

 

「小さな約束」を守るからこそ、「大きな信頼」につながる

 

小さな約束を守ってもらえたら、喜びも何倍にもなる。

覚えてないような「小さな約束を守る」ことが「大きな信頼」につながるのだと私は思います。

 

約束には大きなものと小さいものがあります。

大きな約束は忘れることはありませんよね。

大事なのは「小さな約束」です。

小さいからといって忘れてしまうと相手をがっかりさせてしまいますし、相手にとっても「自分のことを大切にしていないな」と思われて信用をなくします。

約束した以上は、どんな約束でも口にした以上は必ず守ることが大切。

 

「元気」が良ければ、それだけで選ばれる理由になる

 

元気な「フリ」が、未来のチャンスにつながっていく

たとえ元気ではなくても、元気なフリをしてみましょう。口角こうかくを上げて笑ってみましょう。「元気なフリ」はやげて、「本当の元気」にかわるのです。元気な人ほどチャンスをつかむ。「元気なフリ」がチャンスにつながる。私は、強く強く、そう思います。

 

これは私も同感です。

「元気があれば何でも出来る」のフレーズではないですが、

これって基本ですよね。

「明るく元気な人」と「暗く元気でない人」ではどちらに好印象を持ちますか?

「明るく元気な人」ですよね。

元気な人はこうしてチャンスを掴む機会が増えるのです。

 

【習慣】気がきく人の「1秒の習慣」を身につける

 

「モノに愛情をそそぐ」と、良い出来事がおこってくる

 

元メジャーリーグのイチロー選手が、小学生の「どうやったら野球がうまくなりますか?」の質問にたいして、「バットやグローブなどの道具を大切にすることだよ」と答えたというのは有名な話です。

 

成功している人の多くは仕事道具を大事にします。

そして大事に「手入れ」をしています。

これは、

道具に対して気を使う=相手に対しても自分に対しても気を使える

ということです。

 

私も仕事が営業職で多くの人と接する機会がありますが、仕事の出来る人は”靴とカバンがきれい”という共通点があると感じます。

 

一流の人は、どうして「靴下の替え」を持ち歩くのか?

 

口臭こうしゅうもそうですが、足のニオイは相手を不快にしてしまいます。

人と会う場合にはこうした配慮は必要ですよね。

「靴下の替え」を携帯することは相手に対しての「気くばり」を考えている証拠です。

こうした習慣は地味なことではありますが、ある意味で大きな「キーポイント」です。

 

「見えないところをきれいにすると、見えるところが光り出す」

パナソニックの創業者、松下幸之助さんは「見えないところをきれいにすると見えるところが光り出す」とい言葉を残しています。

 

仕事も、人間関係も、一見地味で目立たないことが、じつは非常に大切だと思います。目に見える結果を残したいのなら、見えないことも手間と時間をかける。それが、多くの気づきを与えてくれて、一流の人になる最短距離な気がします。

 

【言葉】人生を劇的に変える「言葉」の魔法

 

「あえて叱らない」ことが、相手を成長させる

 

相手が何らかのミスをして、落ち込んでいたり、反省しているときに、説教や叱責しっせきによってその非を正そうとすると、相手を追いつめてしまうことがあります。
説教や叱責がたとえ正論であっても、いえ、正論だからこそ、一方的に責めたりしない。相手にとって必要なのは、正論ではなく、「心の支え」であり、次につながる「救いの言葉」なのです。

 

叱るときは慎重にしなければなりません。

威圧的に叱ったり、感情でしかるのはNGです。

私には中学生の息子がいますが、基本的に叱りません。

なぜならば中学の息子も「大人」だからです。

人は好きこのんでミスはしません。

ミスをしたことを一番後悔し反省しているのは「本人」なのです。

本書に書かれているように追いうちをかけて叱ってしまうと、やる気を失ってしまい「指示待ち人間」になってしまいます。

本人がすでに反省しているならば、「救いの言葉」をかけてあげる。

それが相手に対しての気づかいですね。

 

【行動】「行動を起こす」ことで、すべてが変わりだす

 

「準備力」は成功力

 

友人の旦那様は弁護士をしています。負け知らず弁護士と聞いて、その理由をきいてみると、「うちの旦那さん、裁判の前は土日も、朝夕も関係なく、準備に時間をかけているわ。そこまで準備するのってほどにね。旦那のすごいところは準備力じゃないかしら」と答えてくれました。

※「準備の量」と「結果の質」は、正比例する

 

仕事において準備は非常に大切です。

私の場合は毎日カバンの中身をリセットします。

翌日に必要な分の資料を揃えながら、無意識に頭の中でシュミレーションをしています。

なぜ私がこの習慣をするようになったかというと、以前商談相手の方がカバンから資料を出すときにパンパンのカバンの中から資料をゴソゴソと探していました。

それを見た私は頭の中で「この人は準備不足だな、この人は私のことを軽く見ているな」と感じたからです。

準備をせずに商談をすることは、無駄に相手の時間を奪うことです。

これって相手にことを「めている」と同じです。

これでは良い結果を得るはずがありませんよね。

 

 

『1秒で「気がきく人」がうまくいく』著者:松澤萬紀 まとめ

 

この本をよんだ感想は、「成功している人の共通した習慣」とは決してスペシャルなことではないことを知ることができます。

しかし、その当たり前のことを当たり前にできている人は全体の1%だそうです。

その1%の人になれるように、まずは「成功している人の共通した習慣」を真似してみる価値はありそうです。

「成功している人の共通した習慣」を当たり前にできるようになれば、別の世界が見えてくることを信じて今から実践ですね♪

 

以上

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
書評
スポンサーリンク
のりすけのブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました