アメリカ大統領選挙
※このブログでは、私の娘・息子向けに大人になっても恥をかかないように一般常識や
お金の知識の勉強のために書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会のお役立てが出来れば幸いです。
アメリカ大統領選挙選のながれ
今回はアメリカ大統領選挙につて押さえておきたいポイントについて勉強していきましょう。
アメリカ大統領選は国民が直接選ぶと言われておりますが、実際には大統領選挙人を選ぶ選挙です。
まずはおおまかな日程を見てみましょう。
・2月~6月に各党の大統領候補者を予備選挙・党内集会で選抜する
・7月~8月に各党で全国党大会による統一大統領候補一人が決まる
・11月に本選挙
・1月に正式に新大統領就任
となっております。
それでは日程ごとに少し詳しく見てみましょう。
予備選挙・党内集会 2月~6月
まずアメリカでは大統領の任期は4年で、長くても2期までの8年の3選禁止と決められています。
アメリカではたくさんの政党がありますが、共和党と民主党の2つの政党が大きな力を持っており事実上、2大政党となっております。
・シンボルカラーは赤
・保守的(風習・伝統を重んじ、それを保存する)
・中部、西部、南部に住む農業従事者や石油などのエネルギー関係の団体、熱心なキリスト教信者の指示が多いとされています。
・シンボルカラーは青
・リベラル(個人の自由、個性を重んずるさま。自由主義的)
・東西海岸部の都市部、金融、テクノロジー、メディアなどの団体、黒人、ヒスパニック(メキシコ系)などのマイノリティ(少数・少数派)の支持が多いとされています。
2月~6月でこの共和党、民主党それぞれで予備選挙・党員集会を行い、7月に党大会に向けて候補者を絞ります。また州によって予備選挙・党員集会をどちらを採用するかの違いがあります。
各州のそれぞれの党の党員が候補者に投票し、勝った候補者が代議員枠を獲得します。
※ここでも州によって獲得代議員枠の獲得配分に違いがあります。
簡単に説明すると州ごとの自分を支持をしてくれる代議員の取り合いの戦いの時期です。
全国党大会 7月~8月
全国党大会では共和党・民主党のそれぞれの中から本選挙に向けての党公認の大統領候補一人を決めます。
全国から代議員が集合し予備選挙の結果で党の代表が決まるのです。
ここからが待ちにまった共和党と民主党の一騎討ちの始まりです。
本選挙 11月
9月10月と選挙戦の後、本選挙の国民投票となります。
本選挙の選挙システムも特徴的で、選挙は各州で行い開票した結果1票でも多かった候補者が、その州でもっている大統領選挙人のすべてを獲得出来るしくみとなっております。
ここでやっとこの記事の最初に出てきた大統領選挙人という言葉がやっとでてきましたね。
大統領選挙人とは形式的ではありますが、この大統領選挙人が12月に投票してやっと大統領が正式に決る選挙のシステムなんです。なんだか複雑ですね。
大統領選挙人は全米で538人おり、過半数の270人を獲得すると勝利となります。
選挙人の数は州の人口によって異なり、少ない州では3人で多い州では55人になります。
先ほど説明しましたが、その州で1票でも多ければカリフォルニア州など55人の選挙人がいる州では、その55人の選挙人を総取りとなるのです。
新大統領就任 1月
大統領選挙人のところで少し説明しましたが、形式的ではありますが選ばれた選挙人が12月に投票し、開票を翌1月に行いここで正式に新大統領就任となるのです。
まとめ
少しイメージとは違っていたのではないでしょうか。
今回はアメリカ大統領選についてザックり勉強しましたが、これくらいの知識があれがアメリカ大統領選挙がニュースで流れていたりしても、今までと違った聞こえ方が出来るかもしれませんね。
また、アメリカ大統領選挙の話しになった時に少しドヤ顔で話せるかもしれませんね。
2020年にアメリカ大統領選挙がありますが、アメリカ大統領は世界に大きな影響を与えるポジションです。是非とも興味をもってみていきたいですね。
以上
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