伝説の男
田中角栄から考えを学ぶ
気配り編 パート2
偉人から学ぶ
※このブログでは、私の娘・息子向けに
偉人の考えから
これからの人生の考え方のヒントに
なればと書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会の
お役立てが出来れば幸いです。
今回は伝説の田中角栄 気配り編 パート2です。
田中角栄のざっくり解説はパート1でどうぞ。
田中角栄の気配りの極意を学び 自分の生活に役立てる パート2
田中角栄が実践していた
人に対する気配りの3選です。
エピソードを交えて
自分の生活に置きかえて考えてみましょう。
人を叱るときはサシでやれ
角栄は部下が失敗したときに
叱る場面でも配慮がありました。
他の人のいない場所の
サシ(1対1)で叱っていたのです。
失敗をした人は叱られても
他の人には見られていないので
恥をかかずにすみます。
この角栄の配慮で「助かった」
という気持ちが出てきます。
結果、角栄に対する敬意が
今まで以上に増していきました。
このエピソードは非常に角栄の
人間味が出ていますね、
人間には必ずプライドがあります。
すなわち自尊心です。
相手の自尊心を傷つける行為は
ひじょーーによくない事です。
叱らなくてはいけない、
しかし、叱るのだけでなく
相手に配慮することは大事です。
なかには社会に出るわざと人前で
叱る最悪な人間がいます。
この心理は叱ることを周りに見せて
自分のポジションを確保しているのです。
これってどうゆう意味だかわかりますか?
要は叱る行為をみせて”俺が上だ”と
見せているのです。
人前で叱られたほうはどうでしょう。
人前で恥をかき、
自尊心が傷つきます。
この先、この人の為に頑張ろうとは
絶対に思わないですよね。
信じられないかもしれませんが
こうした人間は少しの確率ですが
必ずいます。
このパターンの人をみたら関わらないこと
が一番ですね。
逆に角栄パターンの人(上司・仲間)を見つけたら
こうした人を付き合いましょう。
冠婚葬祭で重視したいのは葬儀だ
角栄は冠婚葬祭にかんして
葬儀に対して特に気を配って
おりました。
こんなエピソードがあります。
角栄と自民党ないで派閥争いをしていた
三木武夫の幹部 渋谷直蔵の話です。
渋谷の家内が亡くなった葬儀のとき
密葬の段階で角栄から一番に生花が
届いておりました。
一週間後の本葬になっても生花は枯れて
いません。
そこで渋谷が秘書に尋ねると
”生花がしおれるといけないから
途中で新しい花に買えておいて
欲しいと花やに指示があった
ようです”
という内容を聞いたのです。
渋谷は感激しました。
角栄は対立する相手派閥の
人間にもここまでの気配り
をしていたのです。
その後、渋谷は三木派のなかでも
「新田中角栄」の先頭を走って
いたのです。
このエピソードのように
身内の不幸はだれでも寂しいものです。
気持ちが揺さぶられています。
こうした時に手を差し伸べてもらうと
こころに響きますよね。
これが人を労わる気持ちです。
人がハッピーなときのお祝いも
大事ですが、本当に重要なのは
葬儀で落ち込んでいるときの
気配りなんですね。
こうした事を自然に出来る
人間になりたいですね。
名前はフルネームで覚えておくことだ
角栄は人に会って名前を呼ぶときは
フルネームで呼んでいました。
部下に対してもそうしていたのです。
名字で呼ばれるのと
フルネームで呼ばれるのでは
断然、フルネームで呼ばれたほうが
親近感が沸きますよね。
人は親しくなると、下の名前で
呼ぶことが多くなります。
彼氏・彼女の関係でもそうですよね。
名前とは非常に力をもっています。
どんな場面でも同じです。
仕事上の取引先でも、
役職だけで呼ぶよりも
名前と役職名で呼んだほうが
断然的に印象がよくなります。
相手からすると名前を覚えてくれているんだ、
となるからです。
ここで注意しなくてはいけないが2つあります。
・1つ目
名前を呼び間違えることです。
この経験があるのではないのでしょうか。
名前を呼び間違えられると
必ず「んっ!?」となりますよね。
ましてや、彼女に対して名前を
間違えてしまったら
逃げる他、方法はありませんよね。
フルネームで呼ぶという事は
あなたに興味がありますよ
という効果があるのですね。
・2つ目
自分よりも目上の人に対して
下の名前で呼ぶことは失礼になる。
自分よりも上の人から下の名前を
呼ばれると、覚えてくれているんだと
親近感が沸きますが、上の人に対しては
日本では基本的にNGです。
まとめ
今回の伝説の男田中角栄の
気配り編 パート2のまとめ
・人を叱るときにも気配りをする
叱らなくてはならない場面があっても
相手の自尊心を傷つけない配慮をする
そうする事によって相手は生きる
・人の葬儀こそ最高の気配りを
人が落ち込んでいるときこそ
相手に寄り添ってあげる
・相手の名前は必ず覚えておく
出来たらフルネームで
しかし、フルネームを使う場合は
ケースバイケースで
以上
この記事は
出典:田中角栄名語録 著者 小林吉弥
を参考させて頂きました。
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