伝説の政治のドン『田中角栄から考えを学ぶ』 【気配り編】 パート1

家族で勉強 偉人から学ぶ

伝説の政治のドン
田中角栄から生き方を学ぶ
気配り編 パート1

 

家族で勉強シリーズ
偉人から学ぶ

※このブログでは、私の娘・息子向けに
偉人の考えから
これからの人生の考え方のヒントに
なればと書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会の
お役立てが出来れば幸いです。

 

田中角栄とは簡単に解説

それでは伝説の男、田中角栄たなかかくえいについて簡単に
解説かいせつします。

角栄は新潟県生まれで、
日本の第64代の内閣総理大臣ないかくそうりだいじんです。

戦後の総理大臣のほとんどが帝国大学出身の
エリートが就任しゅうにんしていました。
(帝国大とは今でいう東大や京大などです)

それに対しての角栄の学歴がくいき
高等小学校卒こうとうしょうがっこうそつ

また家庭環境も父のビジネスの失敗により
非常に貧乏生活の中、育ちました。

こうした事から、角栄は”庶民派総理大臣”
とも呼ばれており人気も絶大でした。

私は今の日本の土台は田中角栄がつくった
と言っても過言ではないと思います。

角栄の異名いみょう
”コンピューター付ブルドーザー”
です。

徹底してやり抜く実行力
人を引き付ける魅力
人を動かす力

などなど多くの学ぶべき事がある伝説の人物です。

 

 

田中角栄の気配りの極意を学び 自分の生活に役立てる

田中角栄の人に対する気配りの3選です。
自分の生活に置きかえて考えてみましょう。

相手に喜んでもらうなら徹底的にやれ。中途半端な親切は生きない。

新潟の中永線という道路を完成させたときの
エピソードです。

道路完成でお世話になった建設省の
役人とその奥さんに贈り物をする際
角栄みずから和服の生地屋におもむ
生地選びをしました。
贈り物をする相手の年齢や好みなどを
全て調べており好み通りの贈り物を
したのです。

そこで角栄は

”相手に喜んでもらうなら徹底的にやれ。
中途半場な親切は生きない”

と話したのです。

もちろんもらったほうは感動ですよね。

 

この場面を自分に置きかえてみましょう。
自分が贈り物をする事だけが目的の場合
相手のリサーチまでするでしょうか、
まして奥さんの好みまで調べるでしょうか。
まずしないですよね。

 

しかし、人間は想像以上のことが起こる
感動する生き物です。

これからはお土産ひとつでも
少し考え方を変えてみては如何でしょうか。

ただ形だけのお土産を買っていったとしても
相手はもらったことすら忘れてしまいます。

しかし、相手の好みをリサーチして
相手好みの絶妙なお土産を
もっていったらどうでしょう。

印象が全然ちがくなりますよね。

意識してみましょう。

女性攻略

角栄は相手の奥さんへの気配りも
おこたりません。

前回のエピソードでも役人とその奥さん
の好みをリサーチしておりました。

料亭りょうていで記者と懇親会こんしんかいをしたときも
帰りにお土産を2つ用意していたそうです。
1つは本人に、もう1つは奥さん用でした。
そうする事により、奥さん方の多くは
角栄に対して好印象こういんしょうをもちます。
結果、記者たちは角栄に対して不利になる
記事を書きづらくなっていたそうです。

私の経験上でも女性攻略は非常に重要だと
感じています。

たいていの会社(組織)には影響力を持った女性がいます。
その女性には社長であろうと強く言えない存在のときも
あります。
ベテランの人だったり、受付の人だったり、
事務の人だったりさまざまですが、
その人に気に入ってもらえると
なにかと有利になります。

私の実体験ですが、
取引先への失敗で謝罪に行かなくては
ならない時がありました。
その取引先の事務のベテラン女性とは
よく会話をしており、甘い系のお菓子などを
お土産でもっていったりして、仲良くしていました。

いざ取引先に謝罪に行きましたが、おおごとな案件にも
かかわらず、すんらりゆるしてもらえました。

間違いなくそのベテラン女性の働きかけがあったのです。

これって、決してレアなケースではありません。
むしろ多々あるケースです。

取引先の女性に好かれておくという事は
メチャクチャ重要なんです。

女性は歯が浮く言葉でも喜びます。

じゃんじゃんお世辞を言いましょう!

きみの親父さんはこういう男だった。

角栄は議員ぎいんと話すときにわざとその議員の
親父さんの話しをしていたそうです。
角栄は議員と会う前に親父さんのこと
を調べてまで、話しをしていたのです。

これの効果は身内意識みうちいしきが生まれます。

すこし想像そうぞうしてみてください。

初めて会った人と話したとき
共通の友人がいたとしましょう。

初めて会って話をしているのに
みゅう親近感しんきんかんいてきます。

ましてや親父の話でしたらどうでしょう。

男は基本、親父を尊敬そんけいしています。

私も40才になった今も親父以上の存在
正直はありません。

その親父の話しを詳しく話してくれたならば
その人に対して悪く思うことは先々無いのでは
ないでしょうか。

 

まとめ

伝説の男、田中角栄の気配りの極意

・相手に親切をする時は徹底的にやる

・キーとなる女性への気配り

・身内の話しをして親近感を得る

でしたね。

全て実戦で使えることですね。

センスのいい人は自然と出来ている
かもしれません。

出来ていない場合は意識してみましょう!

 

 

以上

この記事は
出典:田中角栄名語録 著者 小林吉弥
を参考させて頂きました。

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