家族で勉強 外国為替とは
ニュースを見ていると外国為替や為替レートという言葉を聞いた事があるのではないのでしょうか。今回は外国為替・為替レートという言葉も知らない、小学校の私の娘にでもわかるように、ウルトラ簡単に解説してゆきます。
外国為替とは
毎日ニュースに出てくる外国為替という言葉の意味は
『 外国のお金と交換する事 』
以上になります。
難しい漢字で読み方もあまり馴染みがないので難しそうに感じますが、円と外国のお金を交換する事を外国為替と呼びます。それ以上でもそれ以下でもありません。
今回は円とドルの関係で勉強してゆきましょう。
為替相場(為替レート)とは
為替相場とは円とドルを交換する時の価格になります。
1ドルを買う時の価格は毎日変動しています。
為替相場の価格はどうやって決るの?
1ドルに対して価格は常に変動するという事はすでに理解しましたよね。
それではなぜ100円になったり99円になったり101円になったりするのでしょうか。
それは
・ドルを円に交換したい人
・円をドルに交換したい人
の比率(バランス)によって決っているのです。
例えは1ドル100円の時に円をドルに替えたい人が多い場合を考えてみると
※ドルと円の総量がきまっているなかでドルが欲しい場合
・B君は1ドル101円でもいいから交換して欲しいと考えています。
・C君は今ドルがどうしても欲しいので110円までなら出せるなーと考えています。
・D君はなにがなんでもドルが無くてはならないので、いくらでも出すと考えています。
このようにドルが欲しい・ドルに交換したい人が多ければ多いほど1ドルに対しての価格は上がります。
その逆で手元にあるドルを円に替えたい人が多い場合には
・A君は1ドルを100円で交換して欲しいと考えています。・B君は1ドル99円でもいいから交換して欲しいと考えています。
・C君は今どうしても円が欲しいので95円までなら交換してもよいと考えています。
・D君は今なにがなんでも円が無くてはならないので、いくらでも交換して欲しいと考えています。
このように手元にあるドルを円に交換したい人が多ければ多いほど1ドルに対しての価格は下がります。
為替相場(レート)とは莫大な量の取引が日々行われており、色々な複雑な要素で価格が変化していますが、基本は・円が欲しい人・ドルが欲しい人のバランスなのです。
まとめ
今回は外国為替について基本的な事を勉強してみましたが、日本に住んでいて日本で生活していれば関係が無いのかなと思うかもしれません。
しかしこれからの将来、大人になる上でリスク回避をする意味で海外のお金を持つ事が非常に大切になってきます。実際外国為替とは生活・仕事にとって切っても切り離せない存在になってきます。
この先世界の出来事をニュースなので見たときに、少し為替相場がどう変化するかをみてみてください。こうした意識の積み重ねが将来きっと役にたつでしょう。
以上
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