伝説の田中角栄から考えを学ぶ
人に好かれる極意 編
パート2
偉人から学ぶ
※このブログでは、私の娘・息子向けに
偉人の考えから
これからの人生の考え方のヒントに
なればと書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会の
お役立てが出来れば幸いです。
今回は伝説の男”田中角栄 ”の『人に好かれる極意 編』 パート2です。
田中角栄を全然知らない場合は
こちらでざっくり解説していますのでどうぞ。
またパート1もありますので
こちらからどうぞ。
田中角栄の『人に好かれる極意』を学び 自分の生活に役立てる パート2
田中角栄の名言から生き方を学び、
自分の生活に役立てていきましょう。
自分の言葉で話すことだ。借りものは一発で見抜かれる。世間は甘くない。
角栄の秘書が角栄のかわりに
議員の応援演説に行くときに
秘書にかけた言葉です。
”いいな。分かったような事は言うな。
気の利いたことを言おうとするな。
そんなものは聞いている人は一発で見抜く。
世間は甘くない。
借り物はダメだ。
自分の言葉で全力で話してみろ。
そうすれば、初めて人は聞く耳を持ってくれる”
角栄の言う”借り物の言葉は一発で見抜かれる”
というのに共感できませんか。
人と話しをしていて必要以上に
難しい言葉や横文字、
専門的な言葉をつかう人がたまにいますね。
このパターンの人と話していると、
たまに薄く感じるときがあります。
話している方は、”俺は出来るぜアピール”しているのかもしれませんが、
会話で大事なのはお互いに理解し合うことですよね。
この人は”詳しい人だなー”という印象を持つ事はありますが、
話を聞いていて”おもしろいなー”とはなりませんよね。
話しを聞いて欲しい時は、
相手から自分に興味をもってもらう必要があります。
相手に合わせ、
背伸びをした言葉をつかわず、
自分の言葉を使った会話が重要です。
男が恥を忍んで頭を下げてきたら、できるだけのことはしてやるものだ。
角栄は懐の深い男でした。
相手が敵対している人間であろうと、
相手が窮地にあったら手を差し伸べる事が”角栄流”でした。
こんなエピソードがあります。
他派閥で、角栄の金権政治を批判している議員が、
選挙の資金が足りないと泣きを入れてくるときがありました。
日ごろ自分を批判している議員に対しても、
「頑張れ」と一言で援助していました。
そして角栄はその議員に、
その後、見返りは求めなかったのです。
このエピソードで角栄の人間味のポイントが2つあります。
・相手はどうであれ困っていたら手を差し伸べた
・その後の見返りを求めない
角栄からすれば、
”男が恥を忍んで頭を下げてきたのだから”
手を差し伸べるということです。
こうした器の大きい人間がいたら人は自然と集まってきますね。
生活の中でも、器の小さい人間には魅力を感じません。
人間の器とは、簡単に大きくなることはありません。
日々意識をしながら生きていくしか方法はありません。
しかも、これは相手からの評価の話しです。
自分は器が大きいと思っていても、
まわりからの評価がそうでなければ、
それは違うのです。
自分を成長させたいならば、
日々の生き方の積み重ねなのです。
いや、笑いの中にこそ真実がある。
角栄は国民から絶大な人気がありました。
その1つの要因として角栄は”笑い”を重視していました。
自分の生活の中でも、人気のある人を想像してみてください。
明るく、愛想が良い人が好かれていませんか。
印象の良い人はたいてい、この特徴をもっています。
こうした人は話しやすく人に好かれます。
逆に陰気な人はなかなか話しずらく、
あまり人はあつまってきません。
”角栄は笑いの中に大衆の求める真実がある”
と見抜いていました。
笑いとは相手を楽しませる事です。
威張りちらしている人の周りで笑いはありません、
恐れられている人の周りでは笑いはありません、
この2つのパターンの周りにある笑いは作り笑いです。
楽しんでの笑いではありません。
笑いとは謙虚に自分を自分サイズで見せている人の周りで起きているのです。
まとめ
今回の伝説の男 “田中角栄” の
『人に好かれる極意』のまとめです。
・人と話すときは着飾ることなく自分の言葉で話す
・本当に助けを求めてこられたら、だれであろうと出来るだけの事はしてあげる
・笑いとはみんなが求めている重要なこと
でしたね。
是非、みなさんも角栄の生き方から、
人生のヒントを学んで生かしていきましょう。
以上
この記事は
出典:田中角栄名語録 著者 小林吉弥
を参考させて頂きました。
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