家族で勉強 円高とは 円安とは
※このブログでは、私の娘・息子向けに大人になっても恥をかかないように一般常識や
お金の知識の勉強のために書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会のお役立てが出来れば幸いです。
円高や円安という言葉をテレビのニュースでよく耳にしますが、いったいどうゆう意味なのでしょうか?
今回は円高という言葉も知らない、小学校の私の娘にでもわかるように、ウルトラ簡単に解説してゆきます。
円高の意味
アメリカのお金であるドルが欲しい時に、日本のお金の円といくらで交換出来るか を考えてみましょう。
この交換する価格は日々変わっています。
例えば昨日1ドルが100円で買えたのに、今日は101円その次の日は99円になったりします。
ここで円高や円安、ドル高やドル安という言葉が出てきます。
・1ドルが100円から101円になった場合 ⇒ 円安
・1ドルが100円から99円になった場合 ⇒ 円高
となります。
逆!逆!逆--!
100円から101円に高くなったんだから円高でしょ?
フォフォフォッ
100円から101円になった場合は円安なのじゃ
ややこしーのー
1ドルを買う時に100円が101円になった場合をみてみましょう
昨日まで100円で1ドル買えたのに、今日は1ドルが101円になっていました。
という事は昨日に比べて100円の価値が下がっていますね。
わかりますか?昨日までは1円が100枚必要だったのに対して、今日は100枚だけじゃ駄目だからもう1枚ください。となっています。
このように100円が101円となっている事は、日本円の価値が安くなっているために円安と呼ぶのです。
逆にドルの価値が高くなっているのでドル高になります。
円安 ドル高
1ドルを買う時に100円が99円になった場合はさっきの逆で
円高 ドル安
となります。
円高になると
いったい円安になるとどうなるか考えてみましょう。
まず円高になるという事は、円の価値が高くなるという事でいしたね。
円の価値が高くなるという事は、外国での買い物や外国製品が安く買えます。
例.
アメリカのマクドナルドでビックマックが5ドルで売られているとします。
・1ドルが100円の場合、5ドル×100円で500円ですよね。
・1ドルが90円(円高)になると、5ドル×90円になるので450円で買えますね。
円高になると同じ5ドルでも、安く買えた事になりますね。
すなわち海外旅行した時の買い物がしやすくなります。
円高万歳!日本人は円高になればみんなハッピーだね。
そうとは言い切れんぞ。立場によってはそうじゃないのじゃ。
円高になると困ってしまう人もいます。
それはモノを海外に売っている(輸出)している人達です。
例.
日本で車を造って海外でその車を100ドルで売った(輸出)した場合を考えてみましょう。
・手にした100ドルを1ドルが100円の場合、100ドル×100円で10,000円になりました。
・1ドルが90円(円高)になると、100ドル×90円で9,000円になりました。
そうです、円高になるとお金が減っていますね。
今は円高なので今回は110ドルくださいと言ってもそうはいきませんよね。
このように円高になると海外にモノを売りにくくなります。
まとめ
それでは今までの事をまとめてみましょう。
円高になると
・日本の輸出をする会社は損する事になります。
・海外の商品は安く買えます
逆に
円安になると
・日本の輸出をする会社は得する事になります。
・海外の商品は高くなります。
※余談ですが日本全体でいいますと、日本は輸出が得意な国です。
ですので今の安倍政権では円安にするように働きかけました。
その結果日本の多くの輸出をする企業にとって有利になりましたので、日本全体の株価が上がりました。非常に良いことですね。
しかし少しよく考えてみてください。
円安になるという事は日本円の価値が下がることでしたよね。
という事は私たちの資産の価値が……下がっている………という事!??
このように知識が高まればテレビで流れるニュースを見た時に『 ん!? 』と考える機会が増えてきます。
こうした事も非常に大事なことですね。
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