身近な銀行の役割について わかりやすく 解説
※このブログでは、私の娘・息子向けに大人になっても恥をかかないように一般常識や
お金の知識の勉強のために書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会のお役立てが出来れば幸いです。
私達の生活のなかで身近な銀行ですが、いったいどうゆう役割をしているのでしょうか。
小学校の私の娘にでもわかるように、銀行の基本的な仕事をウルトラ簡単に解説してゆきます。
身近な銀行
まず多くの人は銀行にお金を預けているのではないのでしょうか。
基本的に銀行を利用するといったら、お金を預けて必要なときに引き出すことの出来る便利なところというイメージがありますよね。
預けているというイメージがありますが、実際には銀行にお金を貸しているのです。
お金を貸しているから、銀行からはそのお礼として利子がもらえます。
利子とは2020年に10,000円を銀行に1年間預けていた場合、だいたい10,010円になります。
この増えた10円を利子と呼びます。
簡単に説明すると10,000円を銀行に1年間貸して、貸している間の1年間はその10,000円を使わずに我慢しました。10円もらえたのは我慢料をもらえたみたいな考え方です。
私達からすれば銀行はお金を安全に預かってもらっている所という感覚がありますが、銀行からすれば預けてくれてありがとう。お礼にお金を払いますということなのです。
どうして銀行はお金をあつめるの?
なぜ銀行はお金を払ってまでみんなからお金を集めるのでしょうか。
銀行はみんなから預かったお金を預かっている間は自由に使えます。そこでお金を必要としている人や会社などに貸しているのです。
会社などは仕事をするのにお金が必要で、大きな仕事をするためや儲けをもっと増やすために銀行からお金を借ります。
そのほかに私達の生活の中でも家を買うときなどに銀行からお金を貸してもらいますよね。
銀行はみんなから今すぐに使わないお金を集めて、今お金を必要としている人に貸しているのです。
銀行はどうやってもうけているの?
それでは銀行はどうやって儲けているのでしょうか。
仕組みは簡単で
・みんなから10,000円を借りて、みんなにお金を返ときはレンタル料をプラスして10,010円で返します。銀行はレンタル料で10円かかりました。
・銀行はみんなから10,000円借りている間に、その10,000円を会社に貸して会社からレンタル料をプラスして10,200円で返してもらいました。
銀行はレンタル料で200円の儲けが出ました。
・みんなにレンタル料の10円を払って、会社からレンタル料の200円を受け取りましたので190円の儲けがでました。
このように銀行はみんなから預かったお金を使って商売をしているのです。
まとめ
銀行の役割は理解できましたか。
銀行はみんなのお金を安全に預かってくれる所というよりも、みんなからお金を集めてそのお金を今必要としている人に貸して商売をしているのです。
みんなの大事なお金を使っているので、銀行はお金を人や会社に貸す場合に厳しい審査をしています。
この審査が甘く銀行が貸したお金が返ってこなくなってしまい、その結果みんなの預けたお金も返せなくなりましたとなったら大問題ですよね。
この厳しい審査があるから私達も安心して銀行にお金を預ける事が出来るのです。
以上
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