会話で商品の特徴を
10秒で伝えるコツ
売れる営業マンはこうしている
商品を相手に買ってもらいたい場合、
商品の良さを知ってもらうことが必要ですね。
多くの特徴を長々と説明するのはNGです。
なぜならば長々と説明しても相手に理解されなければ意味がありません。
しかも長々と説明すると相手にとって「ポイントはどこ?」となりがちです。
ここで相手に伝わるコツを解説します。
売り場での会話編
売り場に立って個人のお客さんに商品を売り込む場合は、
ほんの数秒しか時間がありません。
この少しの時間で商品を説明するには 最初にその商品の”ポイント” を数字を使って伝えます。
本でいう目次みたいなものです。
本でも全部読むには時間がかかりますが、
目次を見れば大体の内容が掴めます。
これと同じです。
例えば、
売り場に立って『通学用に使うバック』を売り込みます。
最初に話す内容で
「こちらのバックはポイントが3つありまして」
・容量が大きい
・安全性に優れている
・丈夫(耐久性が高い)
になります。
とポイントを簡潔に説明します。
その後にそのポイントについて説明するのです。
「学生さんは教科書の他にも体操着や上履きなど、
荷物がいっぱいです。」
「ですので通学には容量の大きいカバンが便利ですよ。」
とか、
「このバックには反射板がついています。」
「部活が終わってから帰宅する時間は夕方以降になります。」
「夜道でも息子さんを守ってくれますので、
通学には反射板付きのバックがオススメですよ」
などと説明するのです。
最初に説明から入ってしまうと、
相手は何についての説明だか理解しません。
なぜならばその商品についてまったく知らない人だからです。
先にポイントを伝えると相手に内容が入ります。
少しでも興味を持ってもらえたら買ってもらえる確率も上がるのです。
会社相手の商談の場合
会社相手の商談のときも基本は同じです。
会社相手の場合は売り場の個人の場合と違い時間があります。
時間があるので雑談で場を和ませることもできますし、
自分の会社や工場背景を話して商談の前の深みを持たせることもできます。
いざ商品の説明になったときは同じで最初にポイントを伝えましょう。
数字を使って
「この商品にはポイントが〇つあります。」
と入れば相手はメモを取る準備をします。
ここでポイントを伝えずに説明から入ると、
相手にとってメモをするタイミングがあやふやになりがちです。
結果よく伝わらない・分からないとなってしまいます。
まとめ
商品について相手に伝えるコツは、
ポイントを先に伝えることです。
ポイントを伝えてその後に説明になります。
これは家電量販店の商品に付いているポップのイメージです。
ポップは小さなスペースでいかに商品を伝えるかを考えています。
各メーカのポップからも ”商品の伝え方” の方法を学ぶことができます。
普段の生活からこうしたものを自分に取り入れて、
人生の戦闘力を上げてみるのも如何でしょうか。
以上
この記事は
出典:人は話し方が9割
著者:永松茂久
出典:超一流の雑談力
著者:安田正
出典:気まずくならない雑談力 15秒の会話が一生を変える
著者:中谷彰宏
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