GDPとは
家族で勉強シリーズ
※このブログでは、私の娘・息子向けに大人になっても恥をかかないように一般常識や
お金の知識の勉強のために書いています。
子どもと一緒に学ぶ機会のお役立てが出来れば幸いです。
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本日のテーマは GDP です。
GDPとは
GDPとは、Gross Domestic Product の頭文字を使ったものです。
・Gross ( 全体の 全般的な )
・Domestic ( 国内の 自国の 国内産の )
・Product ( 結果 生産 )
・Domestic ( 国内の 自国の 国内産の )
・Product ( 結果 生産 )
日本ではGDPを国内総生産と呼んでいます。
国内で新たに生み出されたモノやサービスに付け加えられた付加価値を足したものを計算します。
もっと簡単に説明すると、その国の儲けを表す数字です。
もっと簡単に説明すると、その国の儲けを表す数字です。
例えば服で考えてみましょう。
服を作るには、まず生地が必要ですよね。生地を作るにはその原料となるウール(羊の毛)や綿、ポリエステル等の原料を加工してつくります。その原料を仕入れて国内で加工し縫製工場に売ります。その時に1000円の付加価値(儲け)をつけて卸し(売り)ます。
縫製工場は、メーカーや企画会社からどのようなデザインの服を作るかの指示を受けて縫製します。
出来上がった商品を1000円の付加価値(儲もうけ)をつけてメーカーに卸します。
メーカーはその商品に500円の付加価値(儲もうけ)をつけてお店に卸します。
お店はその商品に500円の付加価値(儲もうけ)をつけてお客さん(消費者)に売ります。
生産から販売までの間についた付加価値全てで、3000円ですね。これら国内で作られたすべてのモノやサービスについて付いた付加価値ぜんぶの数字がGDPです。
問題で腕試し
問題:日本の会社が、海外でモノを生産してその海外で販売した場合、日本のGDPに計算される?
①日本の会社の為、日本のGDPで計算させる
②日本の会社であろうと、日本のGDPには計算されない
正解:②日本の会社であろうと、日本のGDPには計算されない
仙人
GDPの計算は国内という定義(ルール)があるため、日本の会社が海外でモノをつくり海外で販売した場合は日本のGDPには計算されないのじゃ。
しかし、この場合はGNP(国民総生産)にカウントされるのじゃ。
GNPは国民総生産の為、日本の会社の海外支店の所得も計算されておる。しかし、今の世の中はグローバル化させており、多くの日本の企業は海外でも活躍しているじゃろ。
そうなると日本の国内の経済の実態を表せずらくなった為、GNPからGDPを使うようになっているのじゃ。
問題:日本のGDPの高さは世界の何位でしょう?
①もちろん1位!
②世界で3位
③10位以下
正解:②世界で3位
男の子
世界で産3位ってすごいね。
仙人
そうなんじゃ。
世界の中でも日本は非常に優秀な成績なんじゃぞ。
2010年まではなんと2位だったのじゃ。
今は中国が2位で日本が3位、4位にドイツとなっておる。
まとめ
GDPとは国内総生産で重要なのが国内でしたね。
簡単に説明すると国内の稼ぐ力となります。GDPが高ければ総合的な経済力あるという1つの指標となります。
一概にGDPが高いから、その国の人々がみんな豊かかというと、人口によってそうとは言えませんが、その国のもっている経済力の目安となっております。
日本は、ここ20年近く不況だと言われておりますが、GDP自体は伸びております。GDPが伸びているという事は、国内の富の総量は増えました。
予想しているよりも伸びなかっただけで、世界からみたら日本は非常に優秀な成績なのです。
以上
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